藤井王位が３勝１敗で王位防衛に王手をかけて行われた、第64期王位戦 七番勝負 第5局は、徳島市「渭水苑」で行われました。横歩取りの戦型となり、お互い中盤以降は長考合戦となりました。佐々木大地七段が封じ手に費やした時間はなんと、１２４分！封じ手の指し手は攻め合いを挑む意欲的な手となりました。その後は、藤井王位が的確な差し回しで、徐々に優位を築き、95手で佐々木七段が投了しました。シリーズ４勝１敗で王位戦４連覇となりました。
そして、大注目となるのは、今月８月３１日から始まる王座戦です！七冠を持った状態で王座戦に挑戦することが決まり、王座戦をとれば、八冠達成となります。初タイトルから、タイトル戦負けなしで迎える王座戦も藤井挑戦者がタイトルを奪取することができるのでしょうか？王座戦の戦いは絶対目が離せません！頑張れ、藤井竜王・名人！
