2021年6月6日 第92期棋聖戦 五番勝負 第一局 vs 渡辺明三冠

藤井聡太二冠にとって初のタイトル防衛戦となる棋聖戦五番勝負が始まりました。昨年度も史上最年少でのタイトル初挑戦という事で非常に注目されていましたが、今年もNHKのTVニュースでも取り上げられるなど、藤井聡太棋聖のタイトル初防衛なるかに注目が集まっています。藤井聡太棋聖は今回のタイトルを防衛する事でタイトル通算3期となり、九段への昇段がかかっています。今回九段に昇段すれば、こちらも史上最年少となるようです。(現在の史上最年少九段の記録は渡辺明名人の21歳)

さて、振り駒の結果、渡辺明名人の先手となりました。先日はB1の順位戦で稲葉八段に後手番で負けてしまったこともあり、少しいやな予感がしました。お互いに前例のある将棋で早いペースで序盤の戦いが進んでいきました。藤井棋聖が駒の働きを重視して、駒損をして飛車を切るなどの積極的な差し回しから抜け出し、90手の短手数での勝利となりました。勢いにのって、次戦の第二局も勝つ事ができるでしょうか?藤井棋聖の戦いに注目が集まります。頑張れ藤井棋聖!

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