第81期名人戦 七番勝負 第5局は、挑戦者の藤井竜王が3勝1敗で名人奪取に王手をかけて迎えた注目の対局となりました。後手番の藤井竜王は雁木模様の戦型から、中盤でお互いに時間を使いあう、力勝負の将棋となりました。中盤にさしかかるころまでは、先手の渡辺名人がリードしていた局面も多かったようですが、2日目の午後辺りから藤井竜王が有利な局面を築き、そのまま押し切りました。これで、藤井名人、藤井竜王・名人、藤井七冠の誕生です!史上最年少という言葉でよく形用される藤井竜王ですが、八冠となれば、史上初となります。※羽生九段の全盛期には七冠までしかなかったのですが…
このまま、今年の王座戦の挑戦権を獲得して、史上初の八冠への道を達成してしまうのでしょうか?ますます目が離せません。頑張れ、藤井竜王・名人!