藤井聡太王位・棋聖が止まりません。あえて言います。30連勝が見えてきました。この勢いはどこまで続くのでしょうか?
竜王戦ランキング戦2組決勝、対戦相手は準決勝で渡辺明名人を破った八代弥七段。若手の実力者で、朝日杯の優勝の実績もあります。振り駒の結果、藤井聡太 王位・棋聖の先手番となりました。最近、先手番率高いですね。解説者も相掛かりを予想していましたが、八代七段の得意先方に飛び込む8四飛車から、戦型は矢倉の戦いになりました。お互いにミスもなく差し進めていたようですが、細かい差し回しから藤井聡太 王位・棋聖が徐々にリードを広げる横綱相撲。最近は昔のように序盤に時間を使ってしまって、追い込まれることも少なくなり、危なげなく勝つ事が増えているように見えます。この調子で行けば30連勝も夢ではないと、あえて書いてみます。これで竜王戦ランキング戦はデビューから5連続優勝と、こちらもとてつもない記録を達成しています。決勝トーナメントでは今年こそ勝ち進んで竜王戦の挑戦者となる事ができるでしょうか?今後も目が離せません。頑張れ、藤井聡太 王位・棋聖!
第34期竜王戦ランキング戦2組決勝 vs 八代弥七段
- 2021年4月16日
- 将棋
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