王将への道

王将戦とはどんな棋戦?

王将戦は1951年よりタイトル戦として開催されている歴史のあるタイトル戦です。2019年度は第69期で正式には大阪王将杯王将戦というタイトル戦として開催されています。

一次予選、二次予選、挑戦者決定リーグ、王将戦七番勝負という構成となっており、挑戦者決定リーグという総当たりのリーグ戦が特徴的なタイトル戦となっています。

一次予選は、全棋士(二次予選、挑戦者決定リーグから参加棋士を除く)参加のトーナメント戦となります。何組かにわかれてトーナメントを行い、各組の優勝者が二次予選に進むことができます。

二次予選は、一次予選通過者、A級棋士、前期挑戦者決定リーグ陥落者、タイトル保持者、永世称号者の18名でトーナメント戦を戦います。18名が3組のトーナメントに分かれて行い、各組の優勝者が挑戦者決定リーグに進むことができます。

挑戦者決定リーグは、二次予選通過者3名と前期の残留棋士4名の計7名による総当たりのリーグ戦を戦います。勝ち星の多いものが、王将戦挑戦者となるわけだが、同じ勝ち星で複数棋士が並んだ場合は、シード順位で上位2名でのプレーオフが行われます。

王将戦七番勝負は、現王将と挑戦者との戦いとなり、先に4勝した方が新王将となります。

藤井七段のこれまでの成績

藤井七段は第67期より参加しています。

第67期一次予選敗退
第68期一次予選敗退
第69期挑戦者決定リーグ敗退(残留(4勝2敗))
現在の状況

谷川浩司九段を下し、挑戦者決定リーグ入りを決めた藤井七段。初タイトルへの挑戦、奪取に向けて、一歩近づきました。

藤井七段が王将となるには、現在勝ち残っている挑戦者決定リーグで6戦全勝すれば文句なし、5勝1敗であればプレーオフ含めて可能性が残るというところで、順位が低いので2敗してしまうと厳しいと思われるが思われますが、今期の王将戦はかなりの強者ぞろいで混戦となりそうなので、可能性は残ります。そのあとの王将戦七番勝負に進めるように頑張っていただきたいものです。

挑戦者決定リーグの1回戦は三浦九段との対戦となりました。これまで0勝1敗と勝てていなかった三浦九段に対して、135手にて勝利し、幸先のよいスタートとなりました。10月7日に豊島名人との対戦では負けてしまい、一勝一敗となりました。豊島名人にもこれまで0勝4敗と勝てていません。順位が低いので、これ以上負けてしまうと黄色信号がともってしまいます。ここから勝ち続けることができるのか、王将戦の7番勝負に向けて正念場となります。
10月18日に糸谷八段との対戦に勝ち、2勝1敗となりました。A級棋士ばかりの挑戦者決定リーグで勝ち越しているのは、凄いことです。
10月21日に羽生九段との頂上対決がありました。これまで2勝0敗の羽生九段に勝ち、藤井七段が3勝1敗となり、対局数は異なりますが、現時点で単独トップとなりました。
11月14日に久保九段に勝ち、4勝1敗となりました。広瀬竜王と同率首位となり、11月19日の一斉対局にて広瀬竜王との直接対決となりましたが、まさかの、逆転負けとなってしまいました。
しかし、このメンバーで4勝2敗で残留は立派な成績です。来季に期待しましょう。

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