藤井叡王初防衛(2022年5月24日)

叡王戦とは

叡王戦は2017年からタイトル戦に昇格した、現在の行われているタイトル戦の中で、最も新しいタイトル戦です。2021年から不二家と将棋連盟の主催で行われています。
段位別予選、本戦トーナメント、タイトル戦7番勝負という形で行われます。
段位別予選はその名の通り、各段位別にトーナメント形式で戦います。持ち時間は各1時間で、タイトル戦の中では非常に短い持ち時間となっています。各段位毎に本戦トーナメントの進出者枠が決められており、進出者枠分のトーナメントに分かれて戦います。
本戦トーナメントは段位別予選通過者12名とシード棋士4名の計16名によるトーナメントで戦います。持ち時間は各3時間です。本戦トーナメント優勝者が挑戦者となります。
タイトル戦五番勝負は以前は持ち時間が変わる独特の方式をとっていしたが、現在は持ち時間4時間の戦いになります。先に3勝した方が叡王となります。

藤井七段のこれまでの成績

第3期2017年度四段戦トーナメント優勝、本戦トーナメント1回戦敗退 深浦康市九段に敗
第4期2018年度七段戦トーナメント優勝、本戦トーナメント1回戦敗退 斎藤慎太郎王座に敗
第5期2019年度七段戦トーナメント2回戦敗退 村山慈明七段に敗
第6期2021年度八段戦トーナメント優勝、本戦トーナメント優勝、
タイトル奪取(3勝2敗)対 豊島将之竜王
第7期2022年度タイトル防衛(3勝0敗)対 出口若武六段

現在の状況

第7期叡王戦5番勝負は藤井叡王の3連勝で叡王のタイトル初防衛となりました。これまで叡王戦は防衛することができないタイトル戦というジンクスがありましたが、藤井叡王が見事に打ち破りました。出口若武挑戦者は悔しい3連敗となってしまい、対局後の大盤解説会でのあいさつでは、会場の方の暖かい拍手の前に号泣する場面もみられ、悔しさが伝わってきました。解説者の高見七段も叡王戦のタイトル防衛戦で永瀬王座に3連敗してしまい、泣き崩れてしまったシーンを思い出しました。藤井叡王は、これでタイトル戦は13連勝となり歴代2位の羽生九段にならびました。歴代一位は大山永世名人の17連勝だそうです。その後、記録は途切れてしまいましたが、まだ再挑戦のチャンスがあると思います。頑張れ藤井叡王!

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